仕事できないから、米国株でアーリーリタイアを目指す(後編)
(前編はこちら)
引き続き、米国株でアーリーリタイアを目指す(後編)です。
前編は自分語りでしたがこちらは実践編風味となっております!
仕事を辞めたい僕の長期投資戦略
概要
グロース株投資で資産を増やし、十分な資産を築いたのちに高配当投資へ切り替え、配当金生活に突入する隙のない構え!
年間配当収入400万円あれば夫婦2人で生活していけると仮定します。
もしそれで足りなければ夫婦そろってクラウドワークスなんかで在宅ワークするのもちょっと面白そうです。
「たまには外食行きたいね~」
「よし、じゃあ今日はその分在宅ワークで稼ぐかー」
みたいな日常を想像しました。
配当で400万円を得るためには、税引後配当4%で運用するとして1億円ほど必要となります。
400万円のために1億円かかるってすごいですよね。こう考えると仕事の給料ってすごいなと思ってしまいます。仕事できないし働くの嫌だけど。
1ドル109円で計算すると91万7,431ドルとなるので、目標は92万ドルとします。
ちなみに現在の投資金額は約3万5千ドル(日本円で380万円程度)
…早くも厳しい現実が僕を襲う。
4つのシナリオ
以下の4つの設定で、2037年までの資産推移を見てみます。
年利5%(悲観シナリオ)
年利10%(基本シナリオ)
年利15%(楽観シナリオ)
年利20%(超楽観シナリオ)
資産が目標の92万ドルを超えるのは、超楽観シナリオの2036年以降から。他のシナリオだとまだまだ目標には届きません。
では、年に30万円(2700ドルとする)の追加投資を行った場合はどうなるでしょう。
こうなりました。
超楽観シナリオの目標額達成が2年早まりました!2034年!!!40歳越えてしまいますがまあ仕方なし。
楽観シナリオでも割といいところまでは近づいてますね。
追加投資額を最低30万円として、余裕のある年にはそれ以上の額を投資に回すことができれば、楽観シナリオでも目標額達成できるかもしれません。
それまで働いていれば少しずつ給料も上がるはずですし投資額も増やせるでしょう。
給料上がる…よね…?
というわけで、当ブログの長期戦略【決定版】は
「毎年30万円以上追加投資しつつ、年利20%で運用し、2034年に資産額1億円を達成する!」
です!!
…ちなみに米国株(S&P500)の平均年リターンは大体7%らしいので、これを大幅に超えることが必要です(遠い目)
銘柄選び
長期戦略でかなり高い目標を掲げてしまったので、銘柄選択の重要性が増しました。メガ盛りです。
年利7%で良ければS&P500のETFをひたすら積み立てていくインデックス投資でいいのですが、20%となると高いリターンを出せる優良銘柄を選び続けなければならないからです。
年20%もの高リターンを狙うとなると、高配当株やディフェンシブ株と呼ばれるものではなく、グロース株への投資が良さそうです。
また、これからの未来を考えると、AIやIot、自動運転関連の銘柄は持っておきたい。
そこで僕が選んだのは以下の企業となります。
米国株自体は昨年10月くらいから始めてるので既に損益が発生しています。
やっぱりAmazonは最高じゃないか...(恍惚)
保有割合の円グラフはこちら!
(仕事以外でグラフ作るのって楽しい~~~~)
以前はTやRDSなどの高配当株やMOなどの配当貴族と呼ばれる銘柄も保有していましたが、今回策定した(策定ってかっこいい)長期戦略に合わないため売却しました。
AmazonやNVIDIA、それからVISAと、米国株投資をしない人でも知ってるような有名企業が多いです。これらの企業は世界的に名前が知れ渡るほど強く勢いのある企業で、投資家からすると頼りになります。
個別銘柄に関してはそれぞれ紹介記事を書くかもしれませんが、サッと雑感だけ。
僕が特に期待しているのがAmazonです。
Amazonは低価格でモノやサービスを提供することでシェアを広げてきましたが、既に地盤の確立した北米ではプライム会員価格の値上げ等の戦略で利益をあげられる体質になっています。
NVIDIAは磐石なゲーミング部門、急伸しているデータセンター事業、そして将来の成長の起爆剤となり得る自動運転部門を有しており、新興のグロース株よりも安定感がありつつ、まだまだ成長を狙える銘柄だと思っています。
VISAは安定成長。長期で見ると上場から株価はずっと右肩上がりです。直近は同業のMasterCardの株価の方がさらに好調ですが、巨大なシェアを持つVISAの安定感にベットしました。
いずれは今のクレジットカード決済システムに代わる新たな決済システムが登場するのではないかという懸念はありますが、そのときにはVISAもただ座してシェアを奪われるのを待つわけではないだろうと考えています。
上記3銘柄については、今のところ全く売る気はありません。
ANET(アリスタネットワーク)はネットワーク機器の会社です。シスコシステムという業界で圧倒的シェアを誇る巨大企業からシェアを奪っている、勢いのある会社です。
NISAで買ってるし、成長が見込める株ということでポートフォリオ整理の際に残しましたが、市場の期待が高すぎるせいか最近は決算発表の度にぼこぼこ売られています。ただ、そこからのリバウンドも早いのでまだ持っておきます。
最後にTXN(テキサスインスツルメンツ)、半導体の会社です。グロースグロースしたグロース株ではないのでポートフォリオに残すか迷いましたが、一つくらいこういった銘柄があってもいいだろうと思って保有しています。lot関連で期待していますし、配当はおまけ程度に考えていますが増配率もすごいです。
以上、今の所この5銘柄で挑戦しています。
調子が良くても悪くても定期的に報告していこうと思うので皆様よろしくお付き合いいただければ!