仕事できないけど、「すみません」を封印してみる
謝罪癖
僕もそうなのだけど、無能社員の特徴として謝罪がやたら多いことが挙げられるだろう。
無能ゆえにミスをすることが多いので謝ることが多くなるのは当然だけど、その結果謝罪の言葉が染みついてしまい、本来謝罪の必要のないシーンでも「すみません」と口癖のように謝ってしまう。この間業者に弁当の注文をする際にすごい頻度で「すみません」を連呼している人の姿を見て、これはデメリットがあるので今すぐにやめた方がいいと思った。
だから僕は明日から不必要な「すみません」を封印することにした。
謝罪不要の場面で謝ることのデメリット
謝罪の価値が薄れる
国がお金をバンバン刷ればお金の価値が下がる。同じように、謝罪の言葉を日常的に連呼することで謝罪の価値もまた下がってしまう。謝罪はあくまで自分側に非があって謝る必要のあるときのみに留めた方が良い。狼少年の話ではないが、本当に必要のある大事な場面で、謝罪の心が相手に届かなくなるかもしれない。
自尊心を低下させる
不必要な謝罪連呼は自分の中での自分の価値も低下させてしまう。実際僕も謝ってばかりいると自分がゴミのように無価値なものに思えてくる。低下した自尊心はさらに謝罪のハードルを下げ、自尊心低下の悪循環を進めてしまう。
周囲を苛立たせる危険性
どうやらすみませんを連呼する人の姿をみてイライラする人もいるようだ。どの程度の割合でいるのかは分からないが、そういった面からもやめておいた方が無難だろう。
やめろって言われても・・・
染みついた謝罪癖はそうそう簡単に治らないと思われる。僕も本当に自分を変えることができるかは不安だ。
どうしても不必要な「すみません」が出てしまう場合、むしろ謝罪の場面で「すみません」を使わないという手もあるのかもしれない。謝罪には徹底して「申し訳ございません」等を使うことで、「すみません」との住み分けを行うことができる。
どこからが不必要な謝罪か分からないということもあるかもしれないが、少なくとも、「ありがとうございます」でいい場面では積極的に感謝の言葉を使った方がいいように思う。謝罪されるより感謝される方が絶対に気分がいい。
「すみません」封印を実践した結果については、後日また記事を書こうと思う。